2012年12月05日(水) | コメント(0)
軽自動車から大型トラックまで、自動車中古リサイクル部品のパイオニア、山形オートリサイクルセンター社長の伊藤雄一郎です。
先ほど町内にある酒田地区広域行政組合内の資源ステーションに古新聞を置きに行ったところ、見慣れない箱が置いてありました。
「小型家電回収ボックス」と書いてあります。
そういえば今年8月3日に小型家電リサイクル法が成立したのを思い出しました。
酒田市は来年度の法律施行を前に、その制度が実効性を有するかどうかの実証実験を行っています。
なんでも日本では現在、年間844億円の小型家電が捨てられ、埋め立てに回っているといいます。
金やチタン、ニッケルなどのレアメタルを含んでいる小型家電が、そのまま捨てられているという、これほど「もったいない」話はありません。
またその一部は海外へ輸出もされています。
貴重なレアメタルを多量に含んだ都市鉱山、ぜひ日本国内でその希少な資源を再生し、有効活用していきたいものです。
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2012年07月06日(金) | コメント(0)
軽自動車から大型トラックまで、あなたの町の安心廃車買い取りアドバイザー、山形オートリサイクルセンター社長の伊藤雄一郎です。
私の会社と住居のある酒田市広栄町には、酒田地区広域行政組合が運営する、ガス化溶融炉システムを採用した一般廃棄物の立派なごみ処理施設があります。
6月16日から6月18日にかけて、このごみ処理施設で宮城県松島町から搬入した災害廃棄物の試験焼却を行いました。
その焼却試験の結果報告が昨日5日、ごみ処理施設のある酒田市広野地区の十五軒自治会館で開催されました。
結果、すべての検査項目において山形県の受け入れ基準を大きく下回っており、試験焼却前後の比較でも試験焼却による影響が見受けられず、これまで測定されたレベルと同程度の結果となったようです。
今回の試験焼却は約10tほどですが、8月あたりからの本格受け入れでは約1000tを予定しており、年度内には処理を終える見込みだそうです。
試験結果の詳細な数値データをもとに分かりやすい説明があり、住民感情としてもまずは一安心なのではないでしょうか。
昭和51年の酒田大火の際は日本全国から多大な支援、援助をいただいた酒田市、今回の3.11震災の復興には微力ながらも支援していきたいという思いは並々ならぬものがあると思います。
行政レベルでは山形県初の災害廃棄物の受け入れとなるとのこと。
まずは今後の災害廃棄物の本格受け入れ、くれぐれも安全第一でお願いいたします!!
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