2014年12月03日(水) | コメント(0)
軽自動車から大型トラックまで、自動車リサイクルのトータルプロデュース業、山形オートリサイクルセンター社長の伊藤雄一郎です。
11月22日の土曜日、東京都千代田区永田町にある全国町村会館で、東日本自動車解体処理協同組合の「第13回 通常総会」が開催されました。
総会終了後は、第2部として研修会を行いました。講師は経済産業省 製造産業局 自動車課 自動車リサイクル室長の金澤信氏で、テーマは「自動車リサイクル制度の現状と課題」です。
一番驚いたのは2005年の自動車リサイクル法施行年に最終処分場の埋め立て容量がひっ迫し、あれだけ処分先の確保に困っていたASR(Automobile Shredder Residue=シュレッダーダスト)の量が、2013年にはリサイクル率の向上もあり、約10分の1まで減少していることです。
1台あたりのASRが2005年頃は60Kgあったものが、2013年には6Kgとなり、最終的に埋め立て処分される量が大幅に減少している、との報告でした。
これは我々自動車リサイクル業を営む我々にとって、誇ってもいい数字ではないのでしょうか。これからも更なる自動車リサイクル率の向上に向け、努力していきたいと思います。
カテゴリー:東日本自動車解体処理共同組合
Tags: ASR, シュレッダーダスト, 全国町村会館, 東日本自動車解体処理協同組合, 経済産業省, 自動車リサイクル法
2011年04月16日(土) | コメント(0)
こんにちは!! 軽自動車、普通乗用車、大型トラック商用車などの低・中年式車および高年式の事故車、故障車の高価買い取りと自動車中古パーツ販売の山形オートリサイクルセンター、社長の伊藤雄一郎です。
最近被災車輌の撤去作業を行っていると言うと、「震災特需だな」とか「ビジネスチャンスだね」とよく言われます。
しかし決してそんなことはありません。
だいたい片道200Kmの距離を往復し、燃料代や高速料金を使ってガレキと化した車の引き上げ作業です。
収集した車は堆積したゴミや泥、異物を除去した後、自動車リサイクル法に従ってフロンガスの回収、エアバックの車上作動処理を行わなければなりません。
ほぼ再利用できる自動車中古パーツはありません。
スクラップ価格も放射能の問題で、買取価格は大幅にダウンです。
人件費や車輌代も考えてしまうと、通常であればお断りしたい引き取り作業です。
それを行っているのは被災地の一日でも早い復旧の一助になればという一念のみ。
我々は我々のできる最大限のことを精一杯やるだけ。
周囲はすでに平和ムードですが、少なくとも当YARCの社員全員被災地側の感覚でいます。
そういった状況であるということを少しでも多くの方に知ってもらい、理解していただけるとありがたいです。
カテゴリー:会社
Tags: 自動車リサイクル法, 被災車輌
2010年02月09日(火) | コメント(0)
先週の大雪もあっという間に溶け、このまま春になることを切に願う社長の伊藤です。
先日JAERA(日本ELVリサイクル機構)から弊社の竹内部長あてに平成21年度のJAERAインストラクターの研修修了証が送られてきた
彼は山形県の自動車解体協議会から代表として選ばれ、厳し~い研修を経てインストラクターの資格を得たのである。
その内容はというと・・・・
1.自動車リサイクル法・制度の正しい移動報告
2.安全かつ効率的なフロン回収作業と遵守すべき法規
3.フロン類・エアバック類の適正作業業務
4.ハイブリッドバッテリー外し
などなど多岐にわたり、今後彼はこの研修で得た知識を、山形県の解体業者に講習するという大役を担っている。
何度も聞いて耳にタコができそうな内容もあるが、我々解体業の根幹にかかわるところなので、今後もこういった研修をしっかり受けて自動車解体におけるさらなるレベルアップを図ってほしい
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Tags: エアバック類, ハイブリットバッテリー, フロン類, 山形県自動車解体協議会, 日本ELVリサイクル機構, 自動車リサイクル法, JAERA
2010年02月03日(水) | コメント(0)
社長の伊藤です。
日本ELVリサイクル機構代表理事の酒井清行氏が急逝された
寝耳に水とはまさにこの事である。
酒井氏は日本の自動車解体業界をここまで成長させてきたリーダーの一人であり、自動車リサイクル法制定に際しても深くご尽力されてきた。
また山形県自動車解体協議会の総会には毎年かかさず参加していただき、今後のこの業界の行く末、展望、夢などについて酒を酌み交わしながら大いに語りあい、氏のその見識の深さに尊敬の念を抱いたものである。
当社の会長も酒井氏とは公私共々お世話になり、本当に感謝の念が絶えない。
酒井氏においてはこの激動期の自動車リサイクル業界の地位を少しでも向上させようとしてきた、その心労は我々には計り知れないものがあったと思う。
もうあの温厚な人柄、人を引き付けるあの優しい笑顔を二度と拝見できないのかと思うと寂しさを禁じ得ない・・・・・・
心よりご冥福をお祈り申し上げたい。
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Tags: 山形県自動車解体協議会, 日本ELVリサイクル機構, 自動車リサイクル法, 自動車解体業解体業
2010年01月29日(金) | コメント(0)
今朝はあんなに暖かかったのに、夜には突風が吹き荒れっており春まだまだ先っ、を肌で感じている社長の伊藤です。
というわけで前日のお酒も抜けきらないまま東京で開催される、ビッグウェーブ、エコライン、SPNの3社合同の新年祝賀会に出席した。
しかし行きの飛行機の中での気持ち悪いこと、悪いこと・・・・・
気圧が変わるところに揺れるから余計に・・・・
何とかいろいろ我慢して、会場である東京駅近くの鉄鋼会館に到着。
今回の合同祝賀会は経済産業省製造産業局自動車課課長補佐、いわゆる自動車リサイクル法のトップの方である迫田英晴氏をお招きし、にぎにぎしく開催
今年も3社の加盟店各々力を合わせ、この難局を乗り切っていこうということで怒涛の懇親会、いわゆる酒飲み会に突入・・・・・
実につらい・・・・・
ちなみに写真の中央で皆がまじめに会議に集中しているのに一人このへんなおじさんは、なにを隠そう日本トラックリファインパーツ協会(JTP)の副理事であり、駿河商会の社長でもある宮下氏。みなさんお見知りおきをど~ぞよろしく
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2009年11月09日(月) | コメント(0)
弊社では産業廃棄物の収集運搬業の許可だけでなく、処分業の許可も有しております。トラックのボディー、架装物は自動車リサイクル法の対象外であり、産業廃棄物上の処分業の許可がなければこのトラックのボディーの処分、解体を行うことはできません。弊社ではこの処分業の許可を有しておりますので、どうぞ安心してトラックの処理をお任せください。
www.yarc.jp/
sellcar.jp/
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2009年06月01日(月) | コメント(0)
社長の伊藤です。今年もやってきました、鶴岡少年少女発明クラブ。このクラブは昭和59年に発足した、というから結構歴史あるクラブであり、地域産業の将来の活力となる創造力とアイディア溢れる青少年を育成することを主眼としている、なんとも頼もしいクラブである
以前は空き地を使って廃車を解体し、その仕組みを勉強していたらしいが、自動車リサイクル法の施行でそういうわけにもいかず、あるツテで4~5年前から弊社を利用してもらっている。
活動日当日のクラブ会員人数は、小学校3~6年生の元気元気な18人。こういうクラブに入会することからわかる通り、積極的そのものの子供たちばっかりだ。
当日も用意した車2台の部品をハゲ鷹のように外し・・・
中には外した部品を意気揚揚と家に持ってかえる子も・・・
家で怒られなければいいのだが・・・
しかし普段壊してはいけないものを壊せるということに、子供たちは至上の喜びを感じるようです。我々もマンネリにならず、子供たちを見習わねば
鶴岡少年少女発明クラブの皆さん、来年も待ってま~す
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Tags: 廃車, 自動車リサイクル法, 鶴岡少年少女発明クラブ