自動車工業会様と自動車車体工業会様主催による商用車メーカー工場見学会(東邦車輌㈱ 群馬製作所)
2016年11月08日(火) | コメント(0)
軽自動車から大型トラックまで、リサイクルパーツのパイオニア、山形オートリサイクルセンター社長の伊藤です。
11月7日の月曜日、毎年恒例の自動車工業会様と自動車車体工業会様主催による商用車メーカー工場見学会が開催されました。
日本ELVリサイクル機構か日本トラックリファインパーツ協会に入会している事業者が対象となり、毎年トラックの架装物メーカーやトラックメーカーを見学させていただいています。
今年は東邦車輌㈱群馬製作所と日野自動車㈱羽村工場の二事業所を見学させていただきました。
まずは東邦車輌㈱群馬製作所。
こちらの会社は群馬県邑楽郡にあり、開所は1999年と、比較的新しい事業所です。
2012年、株式譲渡により「東急車両特装㈱」から社名変更し、今は新明和グループの傘下とのこと。「どこかでみたことのあるロゴマークだなぁ」と思っていたら、やはり以前の「東急」の「と」のマークを引き継いでいるのだそうです。
その東邦車輌さんの製品は主に、バン、ウイングバン、各種トレーラー、タンクローリー、ダンプボディー、バキューム車などの環境車などなど・・・。
防衛省の仕事もしており、自衛隊のパトリオットミサイルを積載するようなトレーラーの製作もやっていました。
特装車の製作は一物一様なので、ロボットが作るよりもマンパワーで生産されると思った方がいいでしょう。いわば「職人技」の世界。
「溶接」や「組立」のプロたちが、工場内のあちらこちらで縦横無尽の活躍をしています。
「今後新しい素材を使って特装車を作る予定はありますか?」という質問に対し、「今のところはありません」という回答。我々リサイクル業者としては一安心。
東邦車輌㈱群馬製作所様、今回は貴重な見学をさせていただき、本当にありがとうございました!