「リサイクルビジネスの新展開を目指す自動車リサイクルに関する技術セミナー」その2
2015年08月28日(金) | コメント(0)
軽自動車から大型トラックまで世界相場で買取中、自動車リサイクルのトータルプロデュース業、山形オートリサイクルセンター社長の伊藤雄一郎です。
8月20日(土)、東北大学片平キャンパスで、「リサイクルビジネスの新展開を目指す自動車リサイクルに関する技術セミナー」が開催されました。
後半は東北大学多元物質科学研究所の中村崇教授から、E-Scrapリサイクルに関する次世代技術の紹介が行われました。
実際に研究室で実験機材やその様子を拝見させていただきました。
コンピューター基盤からレアメタルが含まれる電子部品を剥離・分別する工程では、電気パルス破砕による効率的な研究を行っていました。
分離した部材を目的別に選別する工程では、レアメタルを含有する微小な成分を迅速に分析する必要があることから、レーザーによる発光分析を行っていました。LIBSソーティングシステムというのだとか・・。
見学者がしているメガネは、レーザー光線を確認できるメガネで、かなり高額とのこと。
他にもレアメタルを抽出するのに様々な研究を行っておりました。これらの研究が早々に実用化されることを期待します!!