Dry Ice Blasting System
2012年12月12日(水) | コメント(0)
軽自動車から大型トラックまで、自動車中古リサイクル部品のパイオニア、山形オートリサイクルセンター社長の伊藤雄一郎です。
昨日日ごろから懇意にさせていただいている㈱アポロ月山の三嶋社長が、面白い機械を持ってきました。
「Dry Ice Blasting System」というものだそうです。
ドライアイスブラスト、文字通りドライアイスを利用した洗浄方法で、ペレット状のドライアイスを圧縮空気の動力を使用して噴射し、対象物の洗浄や加工を行うというもの。
ドライアイスペレットを噴射すると、急速かつ強烈な温度低下の衝撃が、汚れや塗装面に加わり、付着物が瞬時に固まります。
そこにミクロ的な割れが発生、付着物が非常に剥離しやすい状態になり、ドライアイスの昇華作用できわめて容易に空中拡散するのだそうです。
実際に当YARCで取り扱うマニュアルミッションやホーシングケースを洗浄してみました。
ドライアイスの噴射時は、かなりの衝撃があります。
クラッチハウジングや、ホーシングケースの汚れがあっという間にきれいになりました。
なかなか優れもののようですが、実際に使うとなればドライアイスをどう保管しておくか、エアの圧力設定は??など、当社なりの問題点もでてきそうです。
しかしとても面白い装置をみせていただきました。
三嶋社長、ありがとうございました!!
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Tags: Dry Ice Blasting System, ドライアイス, ホーシングケース, マニュアルミッション