使用済み自動車に含まれる貴金属・レアアース磁石の効率的な回収・リサイクルに関する実証事業
2012年11月15日(木) | コメント(0)
軽自動車から大型トラックまで、自動車中古リサイクル部品のパイオニア、山形オートリサイクルセンター社長の伊藤雄一郎です。
現在当YARCが所属する一般社団法人 日本ELVリサイクル機構(JAERA)では、環境省の支援の下、「使用済み自動車に含まれる貴金属・レアアース磁石の効率的な回収・リサイクルに関する実証事業」を行っています。
ご存知のように自動車部品には貴金属やレアメタル(レアアース)が含まれていますが、その量が微量であるため、自動車解体業者が連携協力して回収量を確保することが求められるようになってきました。
今回の実証事業は、それら貴金属やレアメタル(レアアース)が効率的に、大量に回収ができた場合の経済効果を調査するものです。
今回の回収対象は使用済み自動車のエンジンコンピューターとその基盤、エアバックコンピューターとその基盤、エアバック側コネクター(カプラー)の三種類。
実証事業の実施期間は来月12月中旬頃までです。
これからますます重要になってくるレアメタルリサイクル、使用済み自動車から効率的に回収するための社会的システム構築を進めるため、微力ながらも支援していきたいと思います。
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