M&Aを活用した生き残り戦略
2011年09月07日(水) | コメント(0)
軽自動車から大型トラックまで、自動車中古パーツのリユース、リメイク、リサイクルの総合カンパニー、山形オートリサイクルセンター社長の伊藤雄一郎です。
昨日の東北公益文科大学で開催された「やまぎん」事業活力強化セミナーの第2部の講演は、「M&Aを活用した生き残り戦略」です。
講師は日本M&Aセンター執行役員で金融法人部長の鈴木安夫氏。
M&Aというと、どうしてもハゲタカ、敵対的買収、村上ファンドなど悪いイメージが付きまといます。
しかし今の世の中、成長スピードを上げよう、経営資源を相互補完しようとする買い手企業の思惑と、事業承継、将来不安で悩まれる売り手企業の思惑が重なって、そういった戦略的な観点から中小企業でもM&Aが急増しているとのことです。
ここでM&Aでもっとも大事な事は
1.買い手側は売り手側の心境を理解する
2.買い手企業も売り手企業も同等である。
この2点にあるようです。
お互いを「尊重」し、「譲り合い」の精神を忘れない、そして互いの「信頼関係」がM&Aを成功に導くとのことでした。
経営者として最後の大仕事が企業が存続・発展できるよう「後継人事を決める」ことであるならば、私も日々の仕事をこなしつつ、「後継者」というものそろそろ視野に入れていかねば・・と思います。
鈴木安夫先生、分かりやすいセミナー、ありがとうございました!
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