リターナブル梱包材検証会議
2014年08月27日(水) | コメント(0)
軽自動車から大型トラックまで、自動車リサイクルのトータルプロデュース業、山形オートリサイクルセンター社長の伊藤雄一郎です。
現在弊社が所属する日本トラックリファインパーツ協会では、お客様にエンジンやミッションなどのリサイクル部品を発送する際に使用する梱包材を何度も利用できる、いわゆる「リターナブル梱包材」を開発しています。
最近の梱包について一部の運送会社様から「重量物の段ボール梱包だとその上に荷物を載せることができず、輸送効率が悪くなる」などの理由から、嫌がられる同業者が増えているようです。
また最近は破損したエンジンやミッションなどを、コア部品して下取りをいただく割合が多く、お客様にその梱包負担を極力かけたくない、というのも今回の「リターナブル梱包材」の開発要因の一つとなっています。
実証実験では梱包材のメーカーから様々のサンプルを作っていただき、数日間風雨にさらしたり、実際に4t車のエンジンを梱包し運送会社から運んでもらうなど、耐久性、使い勝手の良さなどを検証しました。
今後も精査を繰り返し、お客様に喜んでいただける「リターナブル梱包材」を開発したいと思います。
カテゴリー:日本トラックリファインパーツ協会
Tags: リターナブル梱包材, 日本トラックリファインパーツ協会