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ジェトロ・中国ビジネスセミナー

2012年01月12日(木) | コメント(0)

軽自動車から大型トラックまで、自動車中古パーツのリユース、リメイク、リサイクルの総合カンパニー、山形オートリサイクルセンター社長の伊藤雄一郎です。

 

本日12日、ガーデンパレスみずほで「ジェトロ・中国ビジネスセミナー」が開催され出席してきました。

 

酒田港がリサイクル貨物拠点港に選定されたことを受け、セミナー冒頭阿部寿一酒田市長が「日本海は経済の海になる。その中で今後酒田港が大いに発展することを期待したい」と挨拶されました。

その後、日本貿易振興機構(ジェトロ)理事、丸屋豊二郎氏が「中国の最新事情と今後の行方」ということでセミナーを行いました。

この丸屋氏、拠点港選定メンバーのお一人だったそうです。

 

丸屋氏、「中国という大国が日本の目と鼻の先にある。これはビッグチャンスであると捉えてほしい」ということを繰り返し力説していました。

 

2000年代に入り高成長を持続し、13億人の1人当たりGDPも5000ドルに達した中国。

 

しかしここにきて金融引き締めと輸出減速により、経済にもその影響が徐々に出始めています。

 

経済成長率も2012年の大方の予測は8%台だそうですが、この8%を下回ると社会の安定性が揺らぎ始める、と丸屋氏は指摘されます。

 

資産バブルからのバブル崩壊の懸念、欧州ソブリン危機の影響、リーマンショック時に行った4兆元の景気刺激策による過剰な設備投資、公共投資のツケ、拡大する地域格差、環境汚染問題、と懸念材料はたくさんあります。

当面の課題は、構造調整と雇用拡大に向けた政策の実効性が鍵になるということでした。

 

なにはともあれ今や中国頼みともいわれる日本経済、今後も中国の動向に注目していきたいと思います。

カテゴリー:セミナー・講習会
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