黒森歌舞伎は地区の総合力
2011年11月17日(木) | コメント(0)
軽自動車から大型トラックまで、自動車中古パーツのリユース、リメイク、リサイクルの総合カンパニー、山形オートリサイクルセンター社長の伊藤雄一郎です。
16日水曜日は酒田市倫理法人会の朝活「モーニングセミナー」がさかたしセントラルホテルにて開催されました。
週に一度は早起きして生活習慣を見直し、同時に自分に「喝っ!!」を入れるようにしています。
今週の講師はくろもりアルファフーズ㈱代表取締役であり、黒森歌舞伎の副座長である冨樫久一氏。
テーマは「黒森歌舞伎は地区の総合力」です。
「黒森」という部落、その昔は酒田と鶴岡を結ぶ「赤川」という川のちょうど中間地点にあった部落であり、交通の要所として栄えた時代があったとの事です。
当時は旅館も5軒ほどあり、歌舞伎はそういった所を回って歩く、旅回りの地方役者から教えてもらったのではないかという説がどうも有力のようです。
昭和39年までは小屋を立てて、村人がお金を出し合い自分たちで歌舞伎を楽しんでいたようです。
現在は上は90才のおばあちゃんから下は小学生低学年まで約40人が携わり、皆家族のように「ため口」をききながら、飲みニケーションを取りつつ、いい演目を披露しようと頑張っているとの事。
なんだか羨ましくなってきます・・・。
この冨樫社長も10年前に女形で出演したことがあるそうです。
演目は「伽羅(めいぼく)先代萩」。
冨樫社長の先代が修行された仙台にある「政岡納豆」とい名前の由来が、この「伽羅先代萩」に登場する「政岡」という乳母の名前から来ているらしく、運よくその「政岡」という女形の役を引き当てたとのことでした。
冨樫社長曰く、「とにかく歌舞伎は面白い。ストーリーを頭の中で理解しているともっと面白いのでぜひ皆さん、一度見に来て!!ご寄付もよろしく!」とのことでした。
隣町ながらまだ一度も見たことの無い「黒森歌舞伎」、来年はぜひとも見てみたいと思います。