「震災・放射能から逃れて、今までそしてこれから」
2011年11月02日(水) | コメント(0)
軽自動車から大型トラックまで、自動車中古パーツのリユース、リメイク、リサイクルの総合カンパニー、山形オートリサイクルセンター社長の伊藤雄一郎です。
昨日1日はさかたセントラルホテルで酒田市倫理法人会の夕活「イブニングセミナー」が開催されました。
講師は現在倫理研究所の法人レクチャラーである川崎葉子先生です。
テーマは「震災・放射能から逃れて、今までそしてこれから」。
川崎先生は昨年11月24日にも酒田市倫理法人会でご講演をされた事があります。
今回の講演は約1年ぶり。
その川崎先生、震災前は福島第一原発から3キロ圏内の福島県双葉町にご自宅があり、今回のセミナーでは震災直後の様子、その後の避難行動を赤裸々にお話しされます。
その様子、光景は我々の想像をはるかに超えるものでした。
現在は震災前からご縁のあった福井県坂井市に移り住み、観光などのアドバイザーをしたり、以前から行っていた学習塾の先生をされているそうです。
しかし原発で今もなお避難されている方、その数およそ7万5千人・・・・。
そのほとんどの方が元々の職業には就けていないとのこと。
先を憂い、川崎先生に「自殺したい!」という携帯への相談が今もあとを絶たないのだとか・・・。
毎日、孤独と孤立の戦いだそうです。
そういったことを鑑み今は福井県にいて震災による「被災者の会」、原発問題に対しての「被害者の会」、また「ひとりじゃないよプロジェクト」、「ざくろ坂プロジェクト」を立ち上げ、日夜戦い続けています。
今回は双葉町と同じく現在立ち入り禁止区域になっている福島県富岡町の、当地の郵便局でしか発売されなかった美しい切手セットを買わせていただきました。
これは今年3月1日、震災前に発売されたものですが、郵便局長が緊急避難時になんとか持ち出すことができた、とても貴重な切手セットです。
今回の体験、経験でますますパワフルになられた気がする川崎葉子先生、今後ますますのご活躍を祈念いたします。