これからの経営計画について˜BCP(事業継続計画)の活用˜
2011年08月30日(火) | コメント(0)
軽自動車から大型トラックまで、自動車中古パーツのリユース、リメイク、リサイクルの総合カンパニー、山形オートリサイクルセンター社長の伊藤雄一郎です。
昨日はホテルリッチ&ガーデン酒田で平成23年度中小企業酒田公和会定期総会が開催されました。
総会の後は日本政策金融公庫山形支店の増田卓也支店長の講演がありました。
演題は「これからの経営計画について˜BCP(事業継続計画)の活用˜」。
BCP・・・この日初めて耳にする用語です。
「Business Continuity Plan」の頭文字を取ったものだそうです。
企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した際、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするため、平時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画だそうです。
危機管理のISO版といったところでしょうか。
やはりこれもPlan→Do→Check→Actのサイクルが大事のようです。
このBCP策定のメリットは
1.災害に強い企業になる。
2.日頃から取引先の信用が高まる。
3.従業員や協力会社等との連携が強まる。
4.中長期の経営戦略を練る機会になる。
5.制度融資がある。
などだそうです。
中小企業庁のHPでもBCPを策定するツールが用意されているとのこと。
万一の災害時に備え、こういった事業継続力を見直しておくのも会社の存続において大事なことかもしれません。
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Tags: BCP, 日本政策金融公庫山形支店, 酒田公和会