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「脱レアアース」技術の開発加速

2011年08月19日(金) | コメント(0)

軽自動車から大型トラックまで、自動車中古パーツのリユース、リメイク、リサイクルの総合カンパニー、山形オートリサイクルセンター社長の伊藤雄一郎です。

 

本日付の日本経済新聞によると、パナソニックや日立などの日本企業による「脱レアアース」技術の開発が加速しているそうです。

 

現在、世界のレアアースの供給は中国がほぼ独占しており、中国側の出荷制限で、1年で価格が10倍以上になったレアメタルもあるそうです。

 

まだ記憶に新しい「尖閣諸島中国漁船衝突事件」では中国側がレアアースの輸出差し止めするなど、中国は外交の切り札としてもレアアースを用いています。

 

この「脱レアアース」開発はその中国依存を軽減していくものとして大いに期待されるところです。

 

写真のこれは自動車に使われている触媒。

自動車の排気ガスを浄化する部品で、白金(プラチナ)というレアメタルが使われています。

 

今日産自動車や名古屋大が中心となって、この白金に変わる代替材料開発をめざしているそうです。

 

また東京大学が太平洋の海底にレアアースの巨大温床を見つけたりと、この分野とても目が離せません。

 

今後の日本企業の飛躍に大いに期待するところです!

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