赤羽がんこモータース。

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200907232131000.jpg社長の伊藤です。

マンガ雑誌の「ビッグコミック」が好きで、時にはコンビニで買ったり、時には立ち読んだり、時には床屋で数冊を一気読みしたりと、なんだかんだいって読み続けている。

今回の「ビッグコミック」の表紙は、山形を舞台にしたホラー・コメディー映画を作った竹中直人。「これは買わねば」と購入したところ、これがなんと増刊号・・・  短編の多い増刊号はあまり好きではないので、ペラペラめくっていると面白そうなマンガを発見してしまった。

「赤羽がんこモータース」。しかも今回のテーマは「スクラップ・インセンティブ」。一般の方でもこの制度が解りやすいよう懇切丁寧に、説明しているが・・・ そこは「がんこ」、この制度の盲点を鋭く指摘している。

「なぜ13年超のクルマをスクラップにする必要があるんだ

「1台の車を長く乗ることが環境にいいんじゃないのか

「古い車を大事にしている人にこそ、援助するってのがスジじゃないのか

そして、「旧車へのいたわりやねぎらいが無さすぎやしないのかねぇ・・・」・・・・・

廃車でメシを食っている私にとってとても耳の痛い話である。

またこの制度をマンガの主人公は「姥捨て」と称し、痛烈に批判している。ということは我々解体業のヤードはさながら姥捨て山・・・ 

いまさらこの制度を変える訳にもいかないし、批判されてもどうしようもないが、せめて我々自動車解体業は廃車に対して「お疲れ様」のいたわりとねぎらいの気持ちを忘れず、感謝の念を込めて、その自動車の素材がまた再利用、再使用されやすいようにリサイクルされるよう徹していきたい。

それにしても「ビッグコミック」、増刊号もなかなか捨てがたいね~




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